宮城県美術館のアイヌの美しき手仕事を紹介しています。

アイヌの美しき手仕事展

今から80年前の1941年柳宗悦は、自身が館長を務める日本民藝館で 「アイヌ工芸文化展」を開催しました。 作品選定と陳列を任されたのは、柳を師と仰いだ染色家の芹沢銈介で 染織、木工、など600点を紹介。
これが芸術的観点からアイヌの造形美を取り上げた最初の展覧会となりました。
民衆の暮しから生まれた実用品こそ健やかな美があることを発見した柳宗悦は、 アイヌの工芸に注目し「ただに美しいのみならず、立派でさえあり、神秘でさえあり、その創造の力の容易 ならぬものを感じると高く評価したのです。
昭和16年に展示されたアイヌコレクションの多くは残念 ながら戦火で焼失しましたがアイヌの美に魅せられた柳宗悦と芹沢銈介はその後多くのアイヌ資料 を集め、それらは現在日本民藝館、静岡市立芹沢銈介美術館などに受け継がれています。
この展覧会では柳宗悦と芹沢銈介の眼によって収集されたコレクションを中心に展示し、壮麗で力強い造形美を 紹介します。
 
開催日・期間 2020年1月25日~2020年3月15日
場所宮城県美術館
お問合せ宮城県美術館 tel 022-221-2111
HPこちら
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