宮城県美術館 生誕110年 香月泰男展を紹介しています。

生誕110年 香月泰男展

山口県三隅村(現・長門市)に生まれた香月泰男(1911-1974)は、東京美術学校で学び、 国画会から画壇に出ました。澄んだ色彩と独特の叙情性をもつ絵画が注目され始めた矢先、 召集を受けて満州へ従軍します。敗戦後にシベリア抑留に遭った香月は、 多くの戦友を失った過酷な環境を生き延び、1947年に復員しました。
復員後の香月は、故郷を離れることなく、戦争と抑留の体験を元にした「シベリア・シリーズ」 に取り組み、亡くなるまでに57点を描き上げました。黒と黄褐色の重厚な画面に刻まれた、 極限状態の苦痛、鎮魂と望郷の思い、厳しくも鮮烈な自然の美しさは、今なお深い衝撃と感動をもたらしてやみません。
 
開催日・期間 2021年7月3日~2021年9月5日
場所宮城県美術館
お問合せ宮城県美術館 tel 022-221-2111
HPこちら
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