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福島県沖地震に伴い伊達政宗の胸像が被災しかぶとの三日月の前立てが折れた
仙台市博物館(青葉区)は13日の地震で、庭にある仙台藩祖伊達政宗の胸像が被災し、
かぶとの三日月の前立てが折れた。建物も浸水やひび割れなどの被害が大きく、当面の間、臨時休館となった。
博物館によると、前立ては強い揺れで先端から64センチが折れて落下し、約半分の大きさに損傷した。
東日本大震災時は胸像自体が台座から落ち、前立てがゆがむなどしたが、折れる被害は建立以来初めてという。
今後、修繕方法を検討する。
胸像は政宗の300回忌に当たる1935年、初代騎馬像として、仙台城の本丸跡に建立された。
戦時中の金属供出で胸から上だけとなり、86年に現在の博物館の敷地に移設された。
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